社長のブログ

公共施設の枯れた庭の木の植え替えは誰が費用を出すのでしょうか。

水曜日は会社が休みなので先週の水曜日は朝から天気も快晴で私の趣味?とも言える温泉めぐりに行ってきました。
温泉めぐりといっても、最近どこにでもたくさんできている公共の温泉や日帰り入浴といった類の温泉へ行ってゆったり、まったりしてストレス解消するものです。その中でもできるだけ温泉そのものが本物でできるだけ加水や加熱することのない掛け流しの温泉が好きなのですが最近は温泉施設は立派でも、温泉そのものがほとんど地下水を温めているだけや循環させているだけの温泉も多くがっかりすることもしばしばです。
県内の公共の温泉はほぼ制覇しましたが、これまでのお気に入りは鯖江・河和田の「ラポーゼかわだ」だったのですが、2、3年前までは鉄分の茶色っぽいお湯だったのに、最近は透明になり、塩素の消毒臭もきつくなってきたみたいで残念です。
というわけで、その日は時間もないので丸岡の「霞の郷温泉」に行ってきました。
ここは以前から気になっていたのですが、この日も塩素臭が強く、本来のお湯ではないな、って感じでしたが、平日それも朝一番を外した午前10時過ぎということもあり、男風呂には入浴客は5,6名、大きな浴槽も独り占めで、外は青空がまぶしい快晴で、塩素のことは忘れ?悠々とした気分でした。
でも、ひとつ残念なものを発見してしまいました。それはここには庭に面した開放的な露天風呂があるのですが、その庭にある丸く剪定してある大きなさつき?が2本も枯れていることでした。
ひとつ悪いところを見つけると他も悪く見えるもので(あばたもえくぼの逆ですな)、よくよく庭を見渡すと落ち葉も多く掃除もされていないような…。(坊主憎けりゃ袈裟まで憎い)
そういえば、ある有名旅館の自慢の露天風呂に入ったときのこと。庭も立派だし石で作った浴槽も雰囲気も最高なのに、庭の片隅に青いホースが巻かれているのを見たときがありますが、この場合と同じで、こういうのを「画竜点睛を欠く」と言うことだと思いました。
もう一つ気にかかるのは、この2つの施設は公共団体が作った施設を、維持費がかかるので民間企業に管理を委託している点です。
行政側から言わせると、月に数十万円の維持費がかかるのを、民間企業に委託すれば、逆に数十万円の賃料がもらえるので一挙両得だと言いますが、何億円とかかった初期投資の費用は一切考慮していないのですから、その分の利息にもならないはずですし、うまく運営すればかなりの利益を上げられるのに、その利益を放棄しているのですから、本当は一挙両損?なのではないでしょうか。
公共団体から委託を受け運営している民間企業はできるだけ利益を追求しますから、手間のかかる庭の管理やお風呂のお湯にまでは手が回らないのではないかと思いますが、枯れた木の植え替え費用は委託業者の管理不行き届きですから、当然委託業者が弁償するべきでしょう。
こんなこと考えていたら、ストレス解消にもなりませんので、市会議員にでも愚痴を言うことにします。