社長のブログ

ミラクルエレファンツ 球団運営会社設立総会

明けましておめでとうございます。
本年も弊社をご愛顧よろしくお願いいたします。

 
さて、年末から年始にかけての雷は凄まじかったですね。家中が揺れるような衝撃で直撃されたような大きな雷もありましたが、一度も停電が起こらないのはすごいですね。

話は変わりますが、年末も押し迫った12月29日に、福井県民球団「福井ミラクルエレファンツ」を運営する会社(株式会社 スポーツコミュニケーション福井)の創立総会が無事に終了し、正式に会社として動き始めました。
総会の後、藤田平監督とコーチ2名も迎えて小宴が催されました。
藤田監督は「まだ選手達と会ってないから何とも言えないが、早く選手達と会いたい」とキャンプが待ち遠しい思いで一杯のようでした。私か感じた限りでは温厚にして厳格、優しさの中に鋭い嗅覚を秘めていて、やはり独特のオーラがありましたね。



右から野田征稔(ゆきとし)野手コーチ、球団の清水代表取締役、藤田監督、投手兼任の天野浩一コーチ
NPB(日本プロ野球機構)のチームですと、守備・走塁・打撃に分類され、守備は内野・外野・捕手、それにトレーニングコーチなど、例えば中日ドラゴンズではコーチ陣だけで22名もいるのですが、ミラクルエレファンツ(他のBCリーグのチームも同じですが)のコーチはこの2名だけです。
支配下選手が70人もいるNPBと比べるのは酷ですが、頭割りで3人強に1人のコーチがつくNPBに対し、支配下選手25人でコーチ2人はやはり少ないのですが、監督が打撃コーチも兼ねる構想のようです。(NPBのコーチ陣が多いのは選手の天下り先のような気もします。)


野田コーチは66歳ですが、終始にこやかで非常に話し好きというか、細かな気遣いでチームのコミュニケーションと礼儀を教えていただける感じを受けました。「僕が野球を見始めたときの憧れは西鉄ライオンズと東映フライヤーズだった。」と懐かしい話などもされ、福井でもオールドファン?対象に講演会をすればかなりの人たちが楽しめるお話ができそうな気がしました。
投手兼任の天野浩一コーチは28歳。2年前までは広島カープの現役で一軍経験もあり、昨年は四国アイランドリーグで活躍した選手ですから、今年も少なくとも10勝は期待したい投手です。端正な顔立ちで野球に取り組む真摯な姿勢でファンも増えそうな予感がします。
若い選手達には自らプレーすることで良い見本にもなり、コーチとしても頼れる先輩になることだと思いますが、広島を戦力外になった経験から、野球に対する執念と厳しさを人一倍強く持っているようですので、厳しい指導がされることと思います。

ダンディなスタイルの藤田監督
監督とコーチ2名の首脳陣のチームですが、3名ともNPBの一軍選手経験者で、藤田監督は阪神の一軍、野田コーチは阪神の二軍監督経験者、指導力はもちろん選手の起用法や作戦面でも面白いゲームが期待できそうです。ただ、選手も最大で25人、そのうち投手約10名、捕手3名、内野手約7名、外野手約5名という編成からいくと、代打起用や選手交代にも制限がありますから、実力が拮抗した選手をどれだけ育成できるかが問題となりそうで、昨年の中日の森野選手のように内外野7つのポジションが守れて打撃も奮う選手が2、3人出てくると攻撃力が格段に上がるような気がします。


それと、最近気がついたことなのですが、ドラフトでNPBに入団した選手は、整った練習場で先ほども述べたように多くのコーチ陣にそれこそ1日中野球に打ち込めますが、高校を卒業した選手が大学生や実業団チームに入っても、授業や仕事もあり野球の練習に打ち込める時間は制約され、1,2年後にはかなりの実力の違いが出てくるように思えます。
高校生や大学生のときは力が足りなくてドラフトにかからなかった選手でも、1日中野球ができる環境の中で、みっちりと基礎から一流のコーチ陣に指導を受ければ、かなりの確立で頭角を現してくる大器晩成型選手も多いのではないかと思います。そういう意味で何人かが今年のドラフトにかかるのではないかと期待しています。

ミラクルエレファンツのユニフォームや帽子に使うロゴもようやく決まりつつあります。もうしばらくで公開される予定です。(お見せできないのが残念ですが写真はロゴを検討中のものです。)
それとファンクラブも3月までには立ち上がります。純粋に野球を見て楽しむほかにも、できるだけ多くの人が球場で仲間で応援する応援団を作れるようなお手伝い役にもなる予定です。