地元のお役立ち情報

福井は民放過疎地

福井県の嶺北地方(福井市・大野市・越前市・坂井市周辺)は民放が2局しか放送局がないため、地上波のアンテナでは民放テレビは2局しか見ることができない、日本では数少ない地域です。
最近ではようやくケーブルテレビが普及し、民放4社の放送が見られるようになって来ましたが、古いアパートやケーブルテレビの配信がまだされていない地域では、NHKの総合と教育と、FBC(福井放送)とFTV(福井テレビ)の全部で4チャンネルしか映りません。
昔、といっても10年ほど前までは巨人戦の野球放送が長引いたとき、「一部の地域を除きこの放送は時間を延長してお届けします」とアナウンサーが言った途端、番組が変わった覚えがあります。その一部の地域がここ福井だったのです。
全国的には、福井の他に宮崎県と山梨県が民放が2局、そして驚いたのは民放が1局、そして1局もない地域もありました。1局だけは徳島県で1局も無いのが茨城県とのこと。但し、徳島や山梨、茨城は関西や首都圏の電波がキャッチできるので単に地元放送局が無いだけで、番組が見れない不自由さは無いみたいです。で、残った宮崎と福井は、ケーブルテレビができるまでのかなり長い間、民放2局しかテレビは見れなかった地域だったということです。
もっと時をさかのぼると、福井では私の小学生低学年の頃(40年ほど前)はFBC1局しか民放は無く、高学年になった頃、福井テレビが開局し、UHFアンテナとコンバータを取り付けてようやく2つ目の民放が見られた記憶があります。
その後、MROの電波をキャッチしようとアンテナを金沢のテレビ塔に向け高く上げて挑戦しましたが、私の住んでいた地域では電波が弱くてジャミジャミだった覚えがあります。(「ジャミジャミ」は福井の方言でテレビが映っていない時の砂嵐?を表現する言葉です。)
そのような変遷を経ていることからか、福井放送FBCは今でも日本テレビを中心に番組が作られていますが、時々朝日テレビの番組も流している少し変った放送局です。また、今はケーブルテレビが入ったおかげで、福井でもTBS系も見られるようになりましたが、その影響か、福井では筑紫哲也とか古館伊知郎には今でもTBS系には少しなじみが薄い感じがします。
というわけで、現在福井でケーブルを通して見られる民放TBS系とABC系は、石川県の電波を国見岳の山頂でキャッチして、そのまま流しているため、ニュースやコマーシャルはほとんど石川県の情報です。また、田植えの頃に田に水を張っている時期には、その電波が乱れて画像が見にくくなることがあります。
学生さんや転勤で福井に住む方でテレビがないと生きていけない方は、ケーブルがその部屋につながっているかどうか、よく確認して物件を選んでくださいね。その場合、ケーブルテレビのj受信料も別途支払いか家賃に含まれるかのチェックも忘れずに…。

2008/12/23