未分類

庭木の剪定と都市計画

全国植樹祭が福井で行なわれた影響ではないと思うのですが、最近、庭木や街路樹などに興味を持ち始めました。年をとると土が恋しくなるのでしょうか?

昔からの商店街にある我が家は、通りに面した間口が狭く奥行きの長い典型的な昔ながらの町屋の敷地で、ちょうど中ほどに8畳くらいの広さの中庭があります。
この庭ができた頃は全く興味がなかったのですが、最近になりめっきり早起きになり、朝新聞を隅から隅まで読んでもまだ時間が余ることが多く、それならとこの庭に出て雑草を処分し、自己流で剪定をはじめました。
この庭の中央にはかなり古い梅の木があるのですが「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」といわれるように、梅は開花後に剪定しないと、樹形が勝手にドンドン変形していってしまうようで、延したい方向へうまく枝が伸びて行って枝振りが良くなると、手間をかけた甲斐があり、それが庭弄りの楽しみかもしれません。


話は変わりますが、街つくりの都市計画もこの樹木の剪定に似ていて、市街化を抑制するところと促進する場所を決めることで、街が計画的に増殖していくようにするのですが、どうも私の住んでいる坂井市では相変わらず、市街化区域の線引き(抑制と促進をする区域の決定)がされてなくて、田んぼの真ん中に中学校ができたり、住宅団地の横に工場ができたりと、官民揃って無秩序な街が増殖しています。