社長のブログ

いいお湯見~っつけた! vol.2

先週のいいお湯、鷹巣荘に続いて、昨日は芦原温泉の「米和旅館」へ行ってきました。
芦原温泉旅館協同組合に加入している温泉旅館は17軒ありますが、このうち15軒はこれまでに行ったことがあるのですが、あと2軒、一番ど真ん中にある「米和」さんと「角惣」さんが行く機会がなく、今回、ある会の忘年会を私の独断で「米和」さんで開催することとなりました。
芦原温泉にはいくつもの源泉があるため、旅館ごとに泉質・成分・効能が違うのが特徴なのですが、つるや、べにや、八木、開花亭とつながるこの一角は、芦原温泉でも湯温が高く、成分も濃いお湯だと私は思っています。
米和の横は、協同組合には加入していない「芦原荘」なのですが、ここのお湯もすごく良くて、日帰りでも利用できることから、よく利用しているのですが、米和のお湯は芦原荘とは違い、どちらかと言うと「べにや」の温泉とよく似た泉質で、硫黄分が強く、浴室に入るとかなり強い硫黄の匂いが漂っていてに感じました。
もちろん、加温、加水なし、循環もしていない源泉掛け流しで、体はしばらくポッカポカ、寒くて今日はお勧めできないと言われた、半露天の岩風呂にも入ってきましたが、多少ぬるかったものの、お湯がいいので大満足でした。
温泉成分が無くても、湯温が多少高ければ温泉と認定され、それに地下水や消毒剤をガンガン投入し、そしてそれを1日中循環させていても「温泉」なのですが、そんな「似非温泉」を使っている旅館に限って、露天風呂付客室とか作ってお客様を寄せていますが(少し言いすぎかな…)、そもそも芦原は源泉が40本以上もありますが泉質は良くても、湯量は少ない温泉なので、大きな湯風呂(浴槽)で、源泉掛け流し、加温加水なしは無理なのじゃないかと思っています。
そういう意味で、「べにや」さんなどは、お湯良し、庭良し、料理良しと3拍子そろっているのですが、なんせ、料金が高いので、低料金で失礼ながら多少建物はくたびれていても、それを風情と感じられるのであれば、今回行った米和は★3つ挙げてもいいのではないかと思いました。
朝、頂いたコーヒーもグッドでした。