社長のブログ

地震にめげず頑張っています。

地震対策で福井県が被災者向けに無償で空家を貸し出す「ボランティア住宅」を募集したところ、すでに2000軒も物件が集まったとのこと。福井県宅地建物協会に、県とからその建物所有者と被災者との交渉、相談業務に関し協力要請があり、協会として県内7つの支部で、支部長以下理事がその相談窓口となることが決定しました。
ちなみに、私は坂井市とあわら市が管轄の坂井支部の支部長であることから、責任の重さを感じていますが、どのような被災者が福井に来られるのか、どのような無償空家が提供されているのか、これからが大変になりそうです。
すでに被災者受け入れを行なっている同業者の人からの情報では、親戚が福井にいるとか福井と何らかの関わり合いがある関係で来られているみたいで、医療機関の紹介から学校の手配、長くなる場合には就職のことまで相談に応じているみたいで、まずは今までの経験と知り得ている周辺情報、人間関係を駆使するしかないようです。

地震の関係で、不動産業界の将来にも暗雲が立ち込めたような悲観的な見方もありましたが、県立大学周辺の学生向き賃貸マンションは、今日3月26日をもって、管理している39室はすべて申し込みを受け、全室満室となりました。2月末にはこの39室のうち、約半分が空室だったり退室予告を受けていたりで、合格発表以来、ホームページやネット情報、現地の看板にも気合を入れて臨んでいましたが、来月には胸を張って家主に報告できそうで、ようやく安心しました。しかし、これからの2週間で新入居者との契約、退去者の現地確認、その後修繕清掃を行い、入居受け入れなど賃貸担当者は1年中で一番の大忙しです。

売買関係では、中古物件や土地の仲介契約がありませんでしたが、あわら市の自由ヶ丘での自社物件が本日契約がまとまり、今月だけで3件の購入契約が決まったことでまずまずの調子です。売物件(特に中古住宅)が少なくなってきているのが気がかりです

4月からは弊社が所属している「一般社団法人 福井県不動産のれん会」が、福井県営住宅北部地区(町屋、幾久、大安寺、上野、霞の各県営住宅862戸)の指定管理者として、業務を開始します。こちらの事業にも担当理事にとなっていて、とても大忙しです。
おかげで昨年7月から通い始めたスポーツジムにも週に1,2度しか行けない状態で、しばらくの間ストレス発散はもっぱら、美味しいものを食べて飲むしか無さそうです。