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24歳でもその気になれば買える土地付一戸建

先日、土地を買って頂いた方の年齢を聞いてビックリしました。ナント平成4年11月生まれ! 現在まだ24歳、。しかも土地を購入後、すぐに住宅を新築する予定で、資金は親からの資金援助もなく、まさにアッパレの一言です。

この方は、2つ下の奥さんとの間に24歳で2人の子供がいて、4人暮らし、狭いアパート住まいも広さ的に限界だったのも一発発起した理由かもしれませんが、今は20代でも一軒家が買えるにはそれなりの理由があります。

まずは、住宅ローンの低金利。日銀の政策金利は、2008年12月のリーマンショックより0.1%のまま続けられていますが、一般的に銀行の借り入れ金利は、この政策金利プラス0.4%上乗せが限界と言われています。銀行も貸し出しを行う際に、パンフレットを作ったり審査のための経費もかけ、さらに人件費も捻出し「儲け」なければなりませんが、その限界がプラス0.4%の金利ということです。政策金利は今後好景気に転じれば上がりますが、日本ではまだその兆候も見えていない現状という見方が大半です。つまり、住宅ローン金利もこれ以上下がらないような限界に来ていて、かつ銀行も少ない利益で沢山借りて頂くために必死の状態が続くというのが一般的な見解です。

次に、土地価格はここ10年で下がり続け、今や便利の良い所でも坪10万円前後の状態で、そして住宅の建築費も他府県からの住宅メーカーの参入でホントに安くなっています。

このように、借入、土地価格、建築費がすべて安い一方で賃貸マンションやアパートの家賃はそれほど上がっていないものの、一定水準を保っているのが現状です。それと、たとえば6万円の家賃を払い続け、ある程度資金を貯めてから土地を買って家を建てようと思っていた方でも、全額ローンで借りてすぐにその6万円をローン返済に回して家を建てようとする考えを持つ方が多くなっているのは当然ともいえる結果なのです。

確かにアパート・マンションに住んでいると気楽な面もあり、一軒家になると固定資産税もかかるし、家の補修や周辺の清掃など負担になることも増えます。しかし、ローンを返済することで自分の資産が毎月少しずつでも増えていくのに対し、アパートマンションに20年間住み続けても、家賃は戻ってこないことを考えると、特に今の時期は、貯金を貯めて資金を作ってからよりも、早めに決断することが賢明と思われます。

勤め先は小さな会社だし給料も高くないとあきらめないでください。住宅ローン審査で大事なのは、大会社でなくても安定した業績の会社に少なくとも3年以上勤めていることと、本人の体が健康であることです。若いうちは奥さんのパート収入も所得合算してローンが通ることもありますので、まずは健康で真面目に働いていることが一番重要です。

まずは、家を買うぞ~~って急に張り切って不動産会社や住宅展示場へ行く前に、まずは源泉徴収票だけ持って、休日でも開いている銀行の住宅ローン窓口に相談に行って、自分が今ならいくら借り入れできるか、限度額いっぱい借りた場合毎月の返済はいくらになるか試算してもらってください。安定した会社に3年以上勤めていて体が健康な方の場合、驚くほど安い返済で土地付一戸建が手に入ることを実感できるはずです。そして、たとえば土地代と建築費の大まかな資金計画を考えてから、土地探しを始めると堅実で間違いない家が建つ第一歩を踏み出せると思います。

 

2016/10/23