社長のブログ

自分で行なう引越体験(福井出発)

愚息2人が住むマンションを何とか見つけて、すぐに申込み、契約書が送られてきて敷金・礼金・4月分家賃などを振り込み、契約書もサインして送り返し、あとは引越するだけとなって慌しい毎日となった。
とりあえず持って行く荷物が息子達によって箱詰されていくのを見て、おおよその引越代をネットで見積もるとナント20万円をはるかに超える。
贅沢と思われるかもしれないが、ベッドや大きなテレビや洗濯機、冷蔵庫は向こうへ行って買ったほうが手軽かもしれないが、こちらでどうせ使わない物は運んだほうが節約になる。しかし3万円くらいの単身パックでは、自転車やベッドは文字通り別途料金?となりシングルベット一つが1.5万とか…。2ドア冷蔵庫や食卓テーブルと椅子4つ、更に兄貴が住んでいる所の荷物を加えると2tトラックがほぼ一杯となり20万円を超えるなることが分かった。さらに2ヶ所で物を積んで1ヶ所へ運ぶ変則引越になることも人手の問題で面倒ならしい。
こうなったら男3人いれば自分たちの手で運ぶことが手っ取り早いし、3人分の交通費も浮かせることができ、かなりの節約になる。早速2tトラックをレンタカー会社に申し込むとちょうど1台空いていて27日夕方から借りて、29日夕方までデ36750円、これで高速代と軽油代を足しても7万円位で完了する。引越業者に頼んで自分たちの交通費と入れると30万円を越すことを考えるとよし、これで決まり、結論も早い。早速申し込んで当日までに荷造りに精を出すこととする。

レンタカーは地元の「レンタルのツダ」でアルミコンテナの2t車を借りてきた。車体の後ろにパワーゲートも付いていて重いものを運ぶときには重宝するとのことだが、ミッションは5段マニュアル、車高も3.2m、その上アルミ以外の車体は真黄色にドアには「レンタルのツダ」と書かれていて、少々恥ずかしいがそんなこと言ってはいられない。それよりも2tトラックを長距離運転した経験は皆無で、正直こんな車で途中事故にでもあったら、「何で業者に任せなかったの」と言われること請け合いだが、今更あとに引くことはできない。

車を自宅に横付けしいよいよ荷物をトラックに載せ始める。これもネットで引越のときの荷積みを読んでいて助かった。車の中では左右より上下の動きで中の荷物が動いて途中で壊れたり、割れ物が割れたりするとのことで、まずは箱物の重いもの、その上に衣類などの軽いもの、そしてその後ろに冷蔵庫や洗濯機、そしてまた箱物の順に積んでいき、車体内部にベルトでしっかり固定し何とか1時間少しで完了。あとは出発するだけ。

簡単な夕食を済ませていよいよ引越だ。運転席の横に息子が2人、3人並ぶと肩が当たってかなりキツイがこれも我慢、6時半に丸岡を出発。北陸道へ入ってこれから6時間くらいの運転となるので、80kmくらいで安全運転を心がけるが、いつもなら米原まで1時間のところが敦賀を過ぎたところで既に1時間経過、なんでもこれじゃ到着が遅すぎるので少々スピードアップを試みるが、100km出すにはアクセルの床が抜けるくらい踏み込まないとスピードが出ない、追い越し車線に入ってもなかなか加速が効かないことがわかり、いつもの乗用車の快適さが身にしみる。