頑張れドラゴンズ

聡文 遂に二軍落ち

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開幕以来一軍登録されていた高橋聡文投手(#67)が遂に(やっぱり?)二軍落ちしてしまいました。
今季は開幕してこれまで9試合に登板、11.2イニング50人に投げて被安打9、被本塁打0、自責点2、防御率1.54と数字だけ見ているとそれほど悪くもないんだけど、与四死球6っていうのが印象が悪いよね。左投手で140キロ以上のスピードが出るんだけど、今年もやっぱりココというところでファーボールが出る癖が直っていないようです。
でも1球団の支配下登録選手70人(投手34人 捕手野手36人)の選手のなかで、一軍登録できる選手28人(うちベンチに入れるのは25人 中日は現在そのうち13人が投手)だけ。
だから、プロ野球選手も半分以上は二軍選手なわけで、ドラフトで指名されてプロ野球選手となっても一度も一軍に上がることなく、二軍選手のままで引退してしまう選手も多いし、やっぱり楽な世界ではないようです。
その代わり一軍登録されて、少しでも投げればすぐに年俸が上がり、この聡文も最初は最低年棒の360万円くらいだったのが、落合監督になって初めて一軍に上がり、数試合投げただけで560万になり、次の年は20試合20イニングほど投げて1200万に、次の年は61試合も投げて2400万と最初の7倍にもなったが、昨年は一軍と二軍を4回も往復し26試合しか投げられず2000万円で今年の契約をしている。
ちなみに中日のストッパー岩瀬は今年39000万円で契約しているが、彼は146試合すべて一軍に登録され、年間60試合近くに登板し、それでいて防御率が1点台の日本を代表する投手だが、聡文のような中継ぎ投手が146試合すべて一軍に登録されるということは、2年前のように3、4試合に1回のペースで出番が回ってくるということになるが、打たれてばかりいると一軍に定着することはできず二軍にまわされてしまうので、これも厳しい役回りのような気もする。
一軍は遠征に出ても新幹線はグリーン車らしいが二軍は普通車、宿舎もかなりランクが落ちるとのことだが、二軍でも活躍できないとトレードならまだしも解雇ってことになる。かなり精神的にタフでなければ勤まらない職業なのかもしれない。
今度一軍に上がってきたら活躍することを祈るだけです。
ちなみに上の写真は、平成17年に福井で公式戦があった前々日に福井の片町で一緒に食事した際に私が取った写真です。一見すると普通の若い青年ですが、肩の周りの筋肉が柔らかくて大きいのにはびっくりしました。