頑張れドラゴンズ

野球のポスター


昨日行ってきたサントリー山崎蒸留所にこんなポスターを見つけました。
サントリーの前身、壽屋がトリスウイスキーを買った人をプロ野球の公式戦に招待するポスターなのですが、チーム名が巨人・廣島・阪神は今も変わりませんが、我がドラゴンズは名古屋、ヤクルトは国鉄スワローズ、そして洋松というのは1954年だけ存在した洋松ロビンズというチームなんですね。だからこのポスターは昭和29年のものなんですね
それにしても今でも横浜を大洋って言っちゃうことがありますが、1952年までは大洋ホエールズと言っていたのが、1953年は大洋松竹ロビンズ、でそしてこの年は洋松ロビンズって言うチーム名で翌年からまた大洋ホエールズに戻ったようです。
ちなみに洋松の洋は大洋ホエールズで、松は松竹の松で、今の楽天やソフトバンクと同じで当時は映画も全盛で野球にも進出していたんですね。
それと面白いのが同じ球場で同じ日に2試合組まれていて、巨人だけは6,8,9日とも北海道転戦なのに、廣島、洋松、国鉄、阪神は2試合、名古屋は1試合だけ。当時は飛行機もそれほど飛んでいなかったし、青函トンネルでもできていなかったから、北海道に渡った阪神なんて6日に函館、そして9日に札幌と中2日も札幌で待っていたんでしょうね。
同じ球場で1日で2試合も、それも違う対戦が見れたのは楽しかっただろうな。