社長のブログ

北信越BCリーグ初代チャンピオン決定!

16日は石川県営球場へ行って北信越BCリーグの石川ミリオンスターズ対富山サンダーバーズの公式戦を観戦してきました。
BCリーグは1年間で72試合行なわれるのですが、この両チームは16日の試合が71試合目でまだ優勝が決まっていない状況で、石川1位で富山が2位ゲーム差1。石川ミリオンスターズには優勝マジック1が点灯していて、石川はこの試合に勝てば優勝という一番盛り上がる一戦でした。富山もこの試合に勝って、さらに最終戦石川が負け富山が勝てば富山の優勝もあり得る大事な試合でした。
私は初めて見るBCリーグの試合でしたが、試合開始ぎりぎりに到着。石川県営野球場はすでに約4千人の観客が集まって個性あふれる応援が始まっていました。

 
こちらは石川ミリオンスターズの応援席、1回裏富山は三者凡退、1回裏、石川は1番バッターが走りまくり富山の守備と投手を撹乱し、5番バッターのホームランなどで4点先制、石川サイドの応援は早くも盛り上がりましたが、やはり一般のプロ野球(中日巨人などの属するNPB)と比較すると、投手を含めた守りがやはり格段の違いがありました。しかし、打線は投手力が弱いこともあり、富山も4回までにしぶとく4点返し4対5、打ち合いの面白い試合でした。



対するこちらは富山の応援席、さすがにアウェイで人数は少ないのですが、ほとんど富山から駆けつけた人たちが必死の応援をしていました。



野球の応援に付き物のブラスの応援は富山の方が断然にうまかったので近づいて見ました。遠くから聞いているとペットのほかに何かほかの楽器の音がして厚みがあったので、トロンボーンも入っているのかと思いきや、野球の応援には珍しくホルンが1本頑張っていました。
選手の応援歌には、中日のリ・ビョンギュの応援歌や阪神の矢野捕手の応援歌がそのまま使われていたり、北陸電力の「元気で元気、元気で元気…」など個性あふれるものが流れていたので、いつもどこかで練習しているのか尋ねたところ、みんな応援席で集まって実戦の中で練習してこれまでになったとのこと。それにしてもうまいな~って言ったら、今日はみんな高岡商業と富山商業のブラスのバンドの出身だと言うことでした。そういえば、私の時代でも富山のブラスバンドは全国でも有数
だったことを思い出しました。




どちらの応援団にも、かなりのめり込んでいる熱い人がいましたが、こうして選手や監督のサインがもらえるのも地元球団の地域密着的なアピールが効いているみたいで、心が和みました。



試合のほうは中盤になっても、富山の中継ぎ陣が石川の打線の勢いを止めることが出来ず、打つわ打つわで結局16対5で優勝。金森栄治監督がBCリーグ初代優勝監督となり、ホーム球場で多くの観客の前で胴上げされました。


私は福井の球団関係者と言うことで、あつかましくもグランド内に侵入?し、監督はじめグランド側から客席を写真を撮りまくりました。

まずは、至近距離から報道陣に混じって金森監督を激写! 優勝した割には落ち着いていてジワッと内から喜びをかみしめているようでした。



試合も楽しみましたが、1年目とは思えない観客の応援、色々考えられた演出など地域密着型、地元の球団にはかなり熱い応援団がついて楽しそうに応援していて、来年から福井でここまで出来るのか、不安になるほどしっかりとした運営がされてました。



金森監督は石川県金沢市出身で、地元の小学校を卒業してからはPL学園中(へぇ~ 中学校もあるんだ)-PL学園高-早稲田大-プリンスホテル-西武-阪神-ヤクルトと野球界のエリートコースを歩んできたサラブレットのような野球人、それだけに野球に対する意気込みも、理論もかなり選手に影響を与えたのではないかと思いました。(こういう人材が福井の監督になってくれるといいのになぁ)



こちらは左側がBCリーグを運営する、ジャパン・ベースボール・マーケティング社の村山代表と、石川ミリオンスターズ球団代表の端保社長。二人とも一仕事終えたあとのいい顔してますね。


ほんと楽しい時間でした。