社長のブログ

福井県の形→象→BCリーグチーム名→ミラクルエレファンツ

私たちが小中学生の頃は「県の形」はあまり教えてもらわなかったように思うのですが、最近はジグソーパズルのように、各都道府県の形を元にそれがどこかを答える問題ができて、福井県は「象が横を向いた形」で覚えるそうです。
そういえば、嶺北は象の頭でちょうど福井市が目の辺りになり、若狭地方は左に伸びた象の鼻にも見えます。「おたまじゃくし」という人もいるとのことですが、山や川で仕切られた境界で区切られた県境を切り取ってその形がどこの都道府県か教えると、それが日本列島のどこに位置するかがわかるだろうと考えられているのだと思いますが、滋賀県なんかは当てやすいじゃないかと思いますね。ちなみに富山県はカニの形とか、石川県は影絵の狐みたいな気もします。
県の形が議論になったのは先月末に行われた、来年からBCリーグに参加する福井県民プロ野球球団のチーム名の選考会議のことでした。チーム名を募集したところ1128通の応募があり、その中に2通だけエレファンツ(象)の応募があったからです。
応募数では断然「フェニックス」とつく案が多かったのですが、フェニックスはどうしても福井市単体のイメージが強く、若狭地方では馴染みが薄く感じられることや、固定観念にとらわれずに福井県全体を新しい感覚で表現できる言葉、全国的に福井県の位置を周知するにも一役買うことも期待し、また象が日本で始めて渡来したのが小浜であること、象の持つ慈愛、やさしさ、人なつっこさなどチームのキャラクターにもなり易いことなどから、喧々諤々の議論の結果、「福井ミラクルエレファンツ(Fukui Miracle Elephants」に決定しました。
最初はどんな名前でも馴染みがなく変な名前だと思っても、それが浸透することで徐々に県民に親しまれていくことを期待していますが、チーム自体がそのイメージを作り出すことも忘れてはいけないことで、今日からその一歩が始まる意気込みも必要なことだと思っています。
監督も球界では名前が通った大物に決まり、選手の選考も1次テストが終わり、徐々に人数も絞られ、地元出身選手も選ばれつつあります。球団設立に向け、出資の募集も佳境に入っていて、また25人の選手に監督コーチ3名の受け入れに向けて、事務局はいつもてんてこ舞いの状況です。
出資者・スポンサー・後援会・ファンクラブ・そして球場に観戦する、これらすべてがチーム・教団への応援になります。いろいろな立場で何らかの形で地元球団・チームを応援してみんなで盛り上げていきましょう。大西君(=私の友人の中でもっともお金持ちの同級生)もよろしく!
チーム名決定に関する詳しい説明は BCリーグホームページのこちら