頑張れドラゴンズ

ナゴヤドームのスイートルーム

タイトルだけでは、ナゴヤドームにホテルがあるのかと思われるかもしれませんが、ホテルではなく、プライムワンというスイートルーム観覧席があるのです。

ナゴヤドームは何度も行っていますが、今回初めてスイートルームに入って観戦しました。
入口も一般席入場口(2階)ではなく、1階正面玄関の専用玄関、外にはベルボーイではなく守衛の人がいて、自動ドアが開くと中には笑顔がさわやかな女性が二人でお出迎え。



専用エレベーターで4階に上がると、そこにはまた別の接待係の女性が10名ほど、まるでホテルの廊下のようなところを案内されて各部屋に入っていきます。
4階の外野はプライムツインとかレストラン、4階席の内野部分はプライムワンといわれるスイートルームになっていていることは知っていましたが、実際に内部に入るのは初めて。ワクワクしてしまいました。



レフト側とライト側にそれぞれ20部屋で計40部屋くらいあるのですが、内部はこういう感じ。
定員は1室10名、熱いオシボリや冷蔵庫には冷たい飲み物がビッチリ。横にあったメニューには高級ホテルのルームサービスのようなメニューもあり、値段もホテル並。
ホテルならベランダに出る感じですが、この部屋の外はそのまま球場の観覧席。部屋のテレビはグランドの実況中継が映っていて、微妙なプレーの後はこのテレビでビデオ再生もするので、バルコニーで実際のプレーを見て、クロスプレーは部屋に戻ってテレビで再確認もできました。



試合の1時間以上も前に到着したので、外から見ると(実際にはグランド側)どんなところなのか確認するために、2階の通常の観覧席に下りましたが、真上で見えません。外野のバックスクリーン近くまで行行ってようやく私達がいた部屋を確認できました。(左上の白○のところ)
試合は今季好調の中日吉見がランナーを出すものの1点で押さえ、4番ブランコがライトスタンド最前列のラバー部分にライナーで叩きいれ同点、次の回には井端、荒木でノーアウト1,3塁から3森野がセンター横にタイムリーで逆転。1塁の荒木が3塁へ突入、その間に打った森野も2塁へ、華麗な走塁も4階席からだと手に取るように見え、充分にプロ野球を堪能しました。



実はスイートルームのチケットはエレファンツに関係する人からのご招待だったもので、この日は6時30分から福井県営球場でエレファンツ後期の第4戦が開催されるとのことで、3時から始まったナゴヤドームは2対1と勝ち越したのを見届け、福井へトンボ帰り。
県営球場は対石川戦、相手のピッチャーは豪腕エースの南。球場に着いた時点で0対1で負けてましたが、私達が球場へ着くといきなり大反撃開始。勝ち越しタイムリー3塁打は韓国から来ているソンジョンソン。久々に会いましたが日本語がとても流暢になっていました。
写真は試合後にリクエストしたガッツポーズですが、残念ながら目が…。



この試合、もう一人のヒーローは完投した前田投手。
今年から入った選手でじっくり顔を見たことなかったのですが、ナントこのイケメン。後期は期待できそうなエレファンツでした。


1日に野球を名古屋と福井で2試合観戦しましたが、2試合とも贔屓チームが勝って満足した1日でしたが、運転手だったこともあって大変疲れました。
野球って何が楽しいって言う人がいますが、最近聞いた面白い分析では、球をゴールに入れる球技は沢山あるが、球を打ったり取ったりしている間に、人間自体が3つのベースを回ってホーム(ゴール)に駆け込むのは野球かソフトボールしかない、という論です。
そういえば野球は、打った球が投げられる間に人間がゴールに走りこむ陸上競技的な要素と、ホームベース上のクロスプレーに代表されるような格闘技的要素、それと人間が投げた動いている球を人間が打つ心理的な駆け引き、華麗に球を追いかけたてキャッチする本来の球技的要素などなどが混じっているスポーツなのでした。なるほど、これが私を野球スキにしたわけかも知れません。